清涼飲料水について
今月は私たちが普段飲んでいる清涼飲料水(ジュースやスポーツドリンクなど)についてです。
近年北海道も湿度が高くなり、また節電のためエアコンの使用を控えている機関も多く、冷たい飲み物がたくさん飲みたくなります。
酸味や香料の添加によりサラッとした口当たりのものが多いですが、実は予想以上の糖分が含まれています。
虫歯予防のために食後の歯磨きをこまめにしたり、間食にも気をつけている方も少なくないでしょう。
しかし、間食をあまりしなくても甘い飲み物を飲む回数が多いと、虫歯の原因になってしまうのです。
例えば、仕事をしながら清涼飲料水や少しだけ砂糖を入れた紅茶やコーヒーをちびちび飲むと、甘いものが口のなかに停滞する期間が長くなります。
その結果、虫歯菌の作用により口の中が強い酸性(歯が溶けるほど)に傾く時間も長くなるのです。
またここ数年、糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けることで急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」なども増えておりますので、十分ご注意ください。
これは急性糖尿病で、高血糖状態になること喉が渇き「高血糖」だとは気付かずにまた清涼飲料水を飲む・・・といった悪循環を引き起こします。
しかし、たまにはリフレッシュも必要です。
飲む時間帯や量を考えてお飲みになることをお勧めします 。