オフィス・ホーム・デュアルホワイトニングの違いを知っていますか?

ホワイトニングは科学的に歯を漂白(ブリーチ)することです。その種類は、大きく分けると3種類に分けられます。

歯科医院で歯科衛生士が行うオフィスホワイトニング

ご自宅にて、歯科医院で作製したマウスピースに、ご自身でホワイトニング薬を塗布して行うホームホワイトニング

そして、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングです。

お茶やコーヒーに含まれるポリフェノールや、タバコのヤニ(タール)などが歯の表面に付く着色の除去と、歯を漂白するホワイトニング、両者には違いがあります。

私たちの歯の見える部分はエナメル質という質で覆われています。そのエナメル質の色は半透明で、中の色が透けて見えています。その中の色というのは、象牙質の色で、人によって白っぽかったり、黄色っぽかったりします。歯は加齢と共にエナメル質がすり減る一方で、内部の象牙質は厚みを増していくため、すり減ったエナメル質から象牙質が透けることで色が黄色く見えるという現象が起こります。

「なぜホワイトニングは白くなるのか?」メカニズムについて

歯の白さは、過酸化水素による漂白効果と、マスキング効果によってもたらされます。

・漂白効果とは

過酸化水素(H₂O₂)は、通常は水(H₂O)と酸素(O)に分解されやすい性質を持っています。

しかし、口内環境では過酸化水素は、活性酸素の1種であるHO₂と水素(H)に分解されます。

歯の黄ばみの原因は歯の表面のエナメル質の部分に汚れが付着し、色素が沈着してしまう現象です。過酸化水素の分解で発生する活性酸素HO₂は歯の黄ばみの原因となるエナメル質についた色素に結びつき分解し、無色化してくれます。

・マスキング効果とは

過酸化水素がエナメル質表層の構造を変化(角状→球状)させることで光の乱反射を起こし、エナメル質をすりガラスのように白く見せるしくみです。

「ホワイトニングをしてみたいけど、歯を漂白して大丈夫なものなの?!」と心配の方もいらっしゃると思いますが、麻生デンタルクリニックでは歯を強化する成分が入ったポリリン酸ホワイトニングを導入しています。

ポリリン酸ホワイトニングについては、こちらのブログをご覧ください!

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは、薬剤の濃度が違います。

例)
オフィスホワイトニング:濃度35%程度の過酸化水素
ホームホワイトニング :濃度10%程度の過酸化尿素

上記の様に、成分・濃度に違いがありますが、実はホームホワイトニングに含まれる過酸化尿素は口内で過酸化水素に分解されるため、歯が白くなるメカニズムは、オフィスホワイトニングもホームホワイトニングもほぼ同じと言えます。

オフィスホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術を行うホワイトニングのことです。一般的に、高濃度かつ漂白効果のある「過酸化水素」という成分が含まれた専用のホワイトニング剤を用いて行われます。短鎖分割ポリリン酸Naという成分を含む、『ポリリン酸ホワイトニング』を採用しています。

ポリリン酸ホワイトニングについてはこちらのブログをご覧ください!

ホームホワイトニングとは?

ホームホワイトニングは、ご自宅で患者様ご自身に取り扱っていただくお薬のため、薬液の種類や濃度がオフィスホワイトニングに比べると低く設定されているので、効果が現れるまでに2週間程度かかります。しかし、長い時間をかけて治療を行うため成分が内部まで染み込み、効果の持続時間が長いというメリットがあります。

デュアルホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングの方法です。

麻生デンタルクリニックのホワイトニングメニュー&料金表はコチラ!

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